髪がチリチリしてきて困ってます…
このようなお悩みを抱える方も多いかと思います。
髪がチリチリする原因というのも様々な理由がありますが、この記事ではそれらの理由とそれぞれに有効な対処法をご紹介していきます!
髪がチリチリする原因
まずは髪がチリチリする主な原因をまとめていきます。
よくある髪がチリチリする原因は以下の通り↓
- くせ毛
- エイジング
- 薬剤によるダメージ
一つずつ深掘りしていきます。
くせ毛
一つ目はくせ毛によってチリチリしているパターン。
くせ毛によって髪がチリチリしている方は、おおよそ物心ついた頃からずっとそういう髪質だったかと思います。
対処法としては、そのくせを活かすか抑えるかです。
それについては下記の記事を参考にしてください。
エイジング
続いてはエイジングによって髪がチリチリしてくるといったパターンです。
もともと直毛の方であっても、加齢とともに表面や毛先、もみあげ部分やみつえりあたりがチリチリしてくることはあります。
白髪がチリチリしているということもあるでしょう。
根本的なエイジングケアについてはひとまず置いといて、チリチリした髪を綺麗にする対処法は
- 酸性ストレート
- 酸熱トリートメント
- トリートメント(ダメージケア)
これらが挙げられ、上から順に髪を綺麗に見せるという意味で効果が高いです。
縮毛矯正ではなく酸性ストレートと表記したのは、後述でもありますがエイジング毛がアルカリの縮毛矯正によってよりダメージしてしまうケースが多いからです。※酸性ストレートでも美容師の技術力次第ではチリつくこともあります。
エイジングによるチリつきの場合も、毛髪内部の結合を再構築して整えるという意味で酸熱トリートメントは見た目にも手触り的にも効果を期待できるメニューになってます。
ですが、扱う薬剤の種類によっては基本的にくせやチリつきを伸ばす効果を出そうとする(グリオキシル酸濃度が高い剤を使う)ほど繰り返し行う事で硬さが出てくるなどのデメリットも出てくる場合があります。
僕が行う酸熱トリートメントの場合は、酸熱トリートメントでよく言われるデメリットはないですが、くせやチリつきが伸びるまでの効果は謳っていません。
エイジングケアをホームケアやサロントリートメントで毛髪内部の栄養を補修する対処法の場合、チリつきを伸ばすわけではないので見た目の綺麗さはさておき、髪の体力面やハリコシなどの感触や質感に大きく影響してきます。
ハードルも低く誰でも手をつけやすいケアの方法になります。
酸性ストレートやパーマやカラーをしている場合でも、それらにも対応できるダメージケアとして意識を持つことは大切になってきます。
薬剤によるダメージ
薬剤によるダメージでのチリつきはカラーやパーマ・縮毛矯正でのオーバーダメージが原因で、状態が深刻なケースの場合ビビり毛とも言います。
ビビり毛は手触りも硬さやひっかかりが著しく、深刻なケースだと濡れるとゴムのように伸びたり切れたりしてしまいます。
ビビり毛を直すことは非常に困難で、場合によってはビビり直しのつもりがより状況を悪化させてしまうケースもあることも忘れずに!
一番リスクの低い方法だとシンプルに毛先を許せる範囲でカットしつつケアを行うことが一般的に勧められる方法になります。
しかし、中には髪を伸ばしたいなどの理由から切りたくない方も多いかと思います。
そのような場合は、原因を作った美容室でのお直しを避け、事前にしっかりと下調べをしたり事前相談を受け付けている美容室での相談や施術を受けてください。※薬剤を使用したお直しは非常にリスクが高いため断られることも多いかと思いますが、ビビり直しであることは事前にお伝えしましょう。
薬剤によるダメージでのチリつきは一度のサロン施術で直そうとせず、ホームケアと同時進行で焦らず徐々に向上させていくのが一番の近道です!
まとめ
髪のチリつきについては、特に加齢とともに髪がエイジングしてくることによるものと薬剤によるダメージによるものが、変化や不快感を感じてしまうケースです。
これらはサロンでの施術の質やホームケアなどの日々の習慣で上手く付き合っていける部分となっています。
なってしまってからの対応も、なってしまわないようにする対策もどちらも綺麗な髪を保つのに非常に重要なことですので意識するようにしてみましょう!