湯シャン

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お悩み相談

色んなシャンプーを試したけど頭皮の荒れ・かゆみが治まりません…。

このような頭皮トラブルに悩んではいないでしょうか?

乾燥によるフケや痒みの不快感は我慢し難い悩みだと思います。

色んなシャンプー剤を試してみたり、シャンプーの回数を増やしてみたり、あらゆることを試してきたけど状態は改善しなかったという方も多いです。

しかし、そのお悩みは頭皮トラブルを解消しようとするために使っていたシャンプーが原因かもしれません!

そんな方への選択肢として「湯シャン」という方法があります。

二宮
二宮

かくいう自分も乾燥肌・敏感肌で湯シャンを数年実践しています!

この記事では、なかなか頭皮のトラブルが改善せず湯シャンを考えてる方のために、湯シャンのやり方や意図などをご紹介していきます。

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湯シャンとは

湯シャンとは、文字通りお湯で頭髪を洗うことです。

頭皮トラブルを抱えている方が湯シャンに切り替えてから症状が緩和する場合、シャンプー剤が合わなかったことが考えられますが、それをより深掘りするとシャンプー剤に含まれる界面活性剤によって皮脂を取り除きすぎて頭皮のバリア機能が低下し、アレルギー反応を起こしたり外的刺激に弱く敏感になってしまっていたことが考えられます。

よく頭皮環境の話になると、マイクロスコープで写した綺麗でツルツルな毛穴や頭皮の画像を見ることがありますが、皮脂は頭皮のバリア機能を担う役割があるので、皮脂や角栓が全くないというのはバリア機能0に等しく、良い頭皮の状態とは言いきれません。

良い頭皮の状態というのは頭皮の色など目視でも判断できることはあるので、気になる方は理美容室や皮膚科などの専門機関で相談してみると良いと思います。

湯シャンが向いている場合

基本的に湯シャンは誰でもやった方がいい方法というわけではありません。

湯シャンが向いている可能性がある場合は以下を参考にしてください。

  • 乾燥肌
  • 敏感肌
  • アトピー肌
  • アレルギー体質
  • 頭のかゆみが治らない
  • フケが治らない
  • シャンプー剤が肌に合わないと感じる
  • 頭皮に吹き出物が出来やすい
  • シャンプー時の抜け毛が気になる

これらに該当する場合、湯シャンが向いているかもしれません。

頭皮トラブルが解消せず上記に当てはまる方は、続けて記事をご覧ください。

湯シャンのやり方

湯シャンはお湯で洗うだけというイメージがあるかと思いますが、いくつかの要点があります。

すすぎ

一つ目は「しっかりすすぐ」ことです。

基本的にはすすぎだけでも頭髪の汚れはほとんど落とせるのです。

シャンプーを使う場合でもこのすすぎは非常に重要で、シャンプー剤のすすぎ残しのないように意識しましょう。

お湯の温度

シャンプー時の温度は自分の体温より少しだけ高い程度にとどめておくことがポイントです。

温度が高すぎると乾燥やかゆみを誘発してしまい、掻いて頭皮を傷つけてしまっては元も子もありません。

おおよそ38℃前後高くても40℃未満を推奨しております。

ブラッシング

髪の長い方はブラッシングをしてから洗い始めるのがおすすめです。

荒目の串先が柔らかいものか丸いブラシで頭皮から毛先にかけてブラッシングしておくのをおすすめします。

全体を頭頂部に向かってスルーするのがポイントです。

このとき髪が引っかかる場合は、毛先から優しく梳かしてからブラッシングを再開するようにしましょう。

※過度なブラッシングやコーミング、逆毛立てたり引っかかりを力で無理矢理梳かす行為は髪のダメージに繋がります。

トリートメントの有無

湯シャンをする場合トリートメントは使わない方がいいのかという質問をよくされますが、トリートメントは使っても問題ありません。

カラーやパーマによるケミカルダメージ・エイジングケアは湯シャンだけでは対応しきれないので、気になる場合は使いましょう。

また湯シャンだけでは髪の軋みが気になる方や髪の軋みによって湯シャンがしづらい場合も、トリートメントを付けてから湯シャンを行ったり、湯シャン後にケアするような工夫はしても大丈夫です。

ときにはシャンプー剤を使う

いきなり湯シャンに切り替えるとベタつきによる質感の変化に違和感を覚える方も多いです。

最初は無理せずに気になったらシャンプー剤を使うなどして2〜3日に一度、一週間に一度など徐々にシャンプー剤を使う頻度を減らしていって体を慣らしていきましょう。

二宮
二宮

自分も整髪料を使った日や野外での活動が長かった日はシャンプー剤を使うなどして対応しています。

湯シャンが合わないと感じた場合や湯シャンによって別の悪影響が出た場合は無理せずシャンプー剤を使うなど臨機応変に対応しましょう。

※湯シャンが目的ではなく体にあったシャンプー環境を見つけることが重要です。

臭い問題

湯シャンと聞いて一番危惧されるのが臭い問題です。

なんとなく湯シャンだけだと皮脂が残りそこから臭いがするというイメージを持たれやすいです。

実際湯シャンによる臭い問題というのはあるのですが、湯シャンによる臭いというのは湯シャンが原因でない場合も多いです。

頭皮から周りの人が不快に感じるレベルの臭いがする場合というのは、身体の異常を外部に知らせているサインです。

ちなみにこのとき頭皮の臭いが顕著な方はシャンプー剤の香りで誤魔化せても、根本的な臭いの原因は消えていないことがほとんどです。

この場合、生活習慣を見直すことがとても重要で

  • 食生活の改善
  • 運動をする
  • ストレスを減らす(発散する)

などのことを意識しましょう。

まとめ

この記事は全ての人に湯シャンを啓蒙するものではありません。

シャンプーをしていて現状の頭皮の状態が悪いようならシャンプー剤を見直すか湯シャンにするという選択肢もあるということを知っておいていただきたいというふうに思います。

湯シャンを試してみようと思う方は

  • すすぎをしっかりする
  • お湯の温度は38℃程度
  • (髪の長い方は)ブラッシング
  • トリートメントは使ってもOK
  • 初めはシャンプー剤を使う日も作りながら徐々に慣らす
  • 臭いは生活習慣が原因

これらのポイントを意識してみましょう。

頭皮トラブルにお悩みの方はこの記事を参考に無理のないシャンプー習慣を身につけていただきたいと思います。

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この記事を書いた人

福島県福島市の美容室・ヘアサロンアポロでスタイリストとして美容師をする他、髪のお悩み解決をテーマにしたブログで福島のサロン系ブログでトップクラスのPV数を達成。幅広い世代に対応できるカットと薬剤施術を得意とし、サロンワークではお客様のライフスタイルを想定した再現性と機能性のある普遍的なスタイルを提案。

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