みなさん前髪やつむじなどが割れるお悩みをお持ちではないでしょうか。
パーマをかけてみたり、毎朝髪を濡らしてドライヤーで根元を一生懸命擦って乾かしても、なかなか割れが直らないで困っている方は多いかと思います。
根本的な原因は根元の生え癖にあるのは間違いないのですが、それ以外にもカットによる影響でそれが顕著になっている場合もたくさんあります。
逆をいえばカット次第で割れる癖を緩和させて見せることも可能なのです!
この記事では、つむじや前髪の割れ癖がカットによっても割れやすくなってしまっている原因と対処法について解説していきます。
割れる原因
つむじや前髪が割れてしまう根本の原因は生え癖の影響によるものとお伝えしましたが、カットによってそれが顕著になってしまっている理由はカットの整合性にあります。
つむじが割れやすくなっているカットを展開図で見てみると、ほぼ間違いなくと言っていいほど表面の髪が長く被さるように残っている。つまり段差が入っていない状態が多く、前髪が割れやすくなっているカットラインも同様に、前髪の奥行きの段差の整合性が取れていないことがほとんどです。
表面が長いほど割れやすくなってしまうのかをすごく極端な例であげると、メンズのようなショートカットの髪型のトップに分け目がないのとロングヘアのトップには必ず分け目があることを想像してもらうとわかりやすいかと思います。
美容室で前髪を切ってもらったら割れが落ち着いたのにセルフカットをしたらまた割れるようになった経験のある方もいらっしゃるかと思いますが、それはセルフカットではほとんどの場合で前髪が自然に落ちる位置で長さだけ切っているので、奥行きの段差の整合性が取れていないからです。
髪型の割れには、髪の長さや表面側との髪のつながりがとても大きく関わっているということがお分かりいただけたかと思います。
割れ対策
割れやすくなる条件が分かれば、逆にカットである程度対応することができます。
表面が長く残っていることで割れやすいのであれば、表面側にも段差をつければいいのです!
髪は重なる毛の方が短いほど軽さと動きが出る特性があります。
その特性を利用すれば、最低限の段差でも割れる部分に髪が重なってくれるので、実質割れていないような仕上がりに近づけることができます。
まとめ
近年流行のスタイルでは段差が入っていない髪型やシースルーバングなど奥行きの幅の少ないデザインがトレンドになっていたりもするので、生え癖による割れに悩む方は増えている印象です。
セルフカットでもなかなか段差を計算して切ることまでは難しいので、どうしてもの場合は美容室で切ってもらいましょう。
カットで対策のされていないベースに乾かし方やスタイリングだけで割れを解消させるのは難しいので、つむじや前髪の割れにお悩みの方は美容室で相談してみましょう!